研究課題/領域番号 |
20590934
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
長瀬 洋之 帝京大学, 医学部, 准教授 (40365945)
|
研究分担者 |
大田 健 帝京大学, 医学部, 教授 (30160500)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | マスト細胞 / ウイルス / 二重鎖RNA / 気道感染 / 気管支喘息 |
研究概要 |
白血球の一分画であるマスト細胞は、アレルギー疾患の病態に深く関与している。生体内でのマスト細胞の新たな役割として、細菌感染防御への関与が示されているが、ウイルス感染における役割は不明な点が多かった。ウイルス類似成分(poly I:C)をマウスに点鼻投与すると、肺に炎症が生ずるが、マスト細胞欠損マウスでは炎症が減弱しており、肺での炎症起因物質の濃度も低下していたが、マスト細胞を移入すると炎症は回復した。このことから、マスト細胞は気道ウイルス防御に寄与している可能性が示唆され、この知見は、喘息などのアレルギー疾患がウイルス感染で悪化する機序の解明にもつながるものと考える。
|