研究課題/領域番号 |
20590953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
姚 建 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (50303128)
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研究分担者 |
北村 正敬 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (90333062)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生理学 / 腎臓 / シグナル伝達 / レニン / ギャップ結合 / コネクシン / レニン分泌細胞 / 細胞間コミュニケーション / cAMP / 傍糸球体装置 / 腎臟 |
研究概要 |
腎傍糸球体細胞からのレニン産生・分泌は血圧、血流量の恒常性維持に重要な役割を果たしている。レニンの分泌は神経、血管作動物質、成長因子、サイトカインなど多くの因子のパラクライン作用により調節されている。しかし、隣接する細胞間でシグナル分子の直接的な遣り取りを司るギャップ結合の役割は、まだ十分に解明されていない。本研究はレニン分泌の調節においてギャップ結合の役割を解明するものである。得られた成果は:1)レニン分泌細胞において、機能的なキャップ結合が存在することを証明した。2)ギャップ結合阻害によってレニン産生と分泌を刺激する分子であるCOX-2の発現レベルが上昇した。3)低カルシウム刺激によるレニン産生の亢進は、ギャップ結合ヘミチャネルの開放と機能を深く関連していることが初めて明らかになった。以上の結果から、ギャップ結合を介した細胞間コミュニケーションがレニンの産生と分泌に極めて重要な役割を果たしているが明らかにされた。
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