研究課題/領域番号 |
20590982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
重松 隆 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (30187348)
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研究分担者 |
坂口 俊文 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70343423)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 人工透析学 / リン過剰 / 異所性石灰化 / 腎機能不全 / 血管障害 / 高リン血症 / 血管石灰化 / FGF-23 / リン受容体(感受性機構) / Osteoprotegerin / 二次性副甲状腺機能亢進症 / 進行性腎障害 / osteoprotegerin / 二次性副甲腺機能亢進症 / リンセンサー |
研究概要 |
本研究は、腎臓を標的とした新規リン利尿因子であるFibroblast Growth Factor-23(FGF-23)を指標としてリン感受性機構を検討し、リン感受性亢進のin vivo表現系として血管石灰化を捉え、将来的な血管石灰化抑制法を創出し、血管保護と抗加齢の手段の研究の方向性を示すことを目標とする研究である。 腎障害に伴い進展するリン代謝異常として、血管石灰化を惹起する二次性副甲状腺機能亢進症モデルを採用確立した。このモデルを用いて、FGF-23の産生臓器を骨芽細胞由来のOPGが骨組織が主として産生するFibroblast Growth Factor-23(FGF-23)の産生・分泌に関与していることを明らかにした。 同様にリン過剰を感受する機構の直接効果を検討するため、ラット血管器官培養法を試み成功し手法として確立し、血管中膜の異所性石灰化が高リン条件化で促進される事を観察した。さらにこの機序にはナトリウム-リン共輸送体(Pit-1)が関与し、アポトーシスを伴う事を明らかにした。
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