研究課題/領域番号 |
20591034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
山崎 峰雄 日本医科大学, 医学部, 准教授 (10277577)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 軽度認知障害 / 認知症 / 海馬硬化 / タウ / TDP-43 |
研究概要 |
海馬硬化性認知症と診断される病態の解明のために、虚血によらないと考えられる海馬神経細胞の選択的脱落を検索した。小脳プルキンエ細胞の脱落を伴わず、海馬神経細胞が比較的選択的に脱落しているアルツハイマー病例を中心にポリクローナル非リン酸化TDP-43抗体などを用いた免疫組織学的検討を行い、封入体形成を伴わず、TDP-43の核染色性を喪失している神経細胞を観察した。核の染色性の低下は、神経原線維変化と関係なく、神経細胞の脱落の程度とも一定の傾向を呈さず、海馬硬化類似所見との関係も認められなかった。虚血やけいれんによらない海馬硬化変化の継続的な検討が必要である。
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