研究課題/領域番号 |
20591037
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
|
研究機関 | (財)額田医学生物学研究所 |
研究代表者 |
額田 均 (財)額田医学生物学研究所, 副理事長 (60118833)
|
研究分担者 |
八木橋 操六 弘前大学, 医学系医学科, 教授 (40111231)
|
連携研究者 |
馬場 正之 青森県立中央病院, 神経内科
土原 豊一 防衛医科大学校, 整形外科
根本 孝一 防衛医科大学校, 整形外科
成瀬 桂子 愛知学院大学, 内科
中村 二郎 名古屋大学, 内科
マルカス ミュラー Muenster大学, 神経内科
|
研究協力者 |
小笠原 早織 弘前大学, 第一病理
辻井 麻里 弘前大学, 第一病理
デニース マックラクラン オタゴ大学, 内科
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 虚血性末梢神経障害 / 糖尿病性末梢神経障害 / 虚血・再灌流傷害 / 高血圧 / マクロファージ / HGF遺伝子治療 / 末梢神経 / 虚血 / 再潅流傷害 / 遺伝子治療 / HGF治療 / 未梢神経 / 再灌流傷害 / 高血圧自然発症ラット / 糖尿病 |
研究概要 |
1)高血圧が糖尿病性神経障害の発症・進展に関与していることは、大規模疫学調査から証明されたが、高血圧自体が末梢神経障害を惹起するかは不明だった。今回、高血圧ラットを用いた実験において、高血圧自体が末梢神経障害を起こすことが明らかになった。また、高血圧ラットの末梢神経では、糖尿病性神経に認められたのと同様に、虚血・再灌流傷害に対して形態学的・電気生理学的に脆弱性を認める。 2)糖尿病性神経障害の発症機序は解明されていない。糖尿病ラットを用いて、神経内鞘マクロファージの活性化が、その発症に関与していることが証明された。 3)末梢動脈閉塞症に伴う痛み・灼熱感、血行再建術後に出現するしびれなどの感覚障害に対しては早急な治療法の確立が望まれる。HGF遺伝子の逆行性神経内導入により感覚障害の改善が認められた。本法は虚血再灌流障害に対する有効な治療法となりうると考えられた。
|