研究課題/領域番号 |
20591042
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
矢藤 繁 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (50451703)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | インスリン / 再生医療 / 膵島 / 糖尿病治療 / インクレチン / 膵島移植 |
研究概要 |
ヒト膵島移植の際に不要物として廃棄される組織、膵導管細胞分画から、糖尿病治療に用いることができるインスリン産生細胞を作成(分化誘導)する研究を行った。種々の分化誘導条件を検討した結果、インクレチンの一種であるグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)がインスリン産生細胞を増加することが分かった。また、この分化誘導過程でニューロジェニン-3(ngn-3)という転写因子の発現が亢進していた。ngn-3は幹/前駆細胞から膵B細胞が分化する際に一過性に発現する転写因子であり、我々の観察する分化誘導過程が同様の経路をたどっている可能性が示唆された。
|