研究課題/領域番号 |
20591063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
土井 康文 九州大学, 病院, 助教 (00419566)
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研究分担者 |
久保 充明 独立行政法人理化学研究所, 横浜研究所ゲノム医科学研究センター, 副センター長 (30442958)
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連携研究者 |
清原 裕 九州大学, 医学研究院, 教授 (80161602)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | エネルギー / 糖質代謝異常 / 糖尿病 / 遺伝子多型 / 前向き研究 / 日本人 / 地域住民 |
研究概要 |
【目的】福岡県久山町の追跡調査において、糖尿病ゲノムワイド関連解析で同定された1塩基多型と糖尿病発症との関係を検討した。【対象】2002年に久山町の健診で75gOGTTを受けた40歳以上の住民のうち、糖尿病がない2,231名を対象とした。7年間の追跡で228名の糖尿病発症をみた。【結果】性・年齢調整で糖尿病発症と有意に関連する遺伝子はCDKAL1、CDKN2A/2B、DCD、FTO、KCNQ1、HNF4Aで、1リスク多型に対する相対危険は有意であった。6つの遺伝子リスク多型の合計数で4群に分けると、多変量調整した糖尿病発症の相対危険は0-4個に比べ、5個1.8、6個2.0、7個以上3.1と有意に上昇した。(全てP<0.001)。ROC解析では、リスク多型数を含むモデルの曲線下面積(0.732)は調整因子のみのモデル(0.706)に比べ有意に大きかった(P=0.008)。【結論】6つの遺伝子リスク多型の合計数は既存の危険因子と独立して糖尿病発症の予測能を改善した。
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