研究課題/領域番号 |
20591072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
服部 良之 獨協医科大学, 医学部, 教授 (10164873)
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研究分担者 |
城島 輝雄 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90420794)
加瀬 浩之 獨協医科大学, 医学部, 助教 (40326872)
鈴木 國弘 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90525007)
岡安 寿江 獨協医科大学, 医学部, 助教 (10348039)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | テトラヒドロビオプテリン / 血管平滑筋細胞 / 一酸化窒索 / 血管内皮細胞 / -酸化窒素 / 一酸化窒素 |
研究概要 |
ほ乳類の細胞のテトラヒドロビオプテリン(BH4)産生には二つの経路が存在することが知られている:GTPCHによって始まるde novo synthetic pathwayと存在するダイハイドロビオプテリン(BH2)を利用するsalvage pathwayである。BH4のde novo合成の律速酵素GTP cyclohydrolase I(GTPCH)は血管平滑筋においてはlipopolysaccharide(LPS)によって誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)と共誘導され、このことがBH4産生そしてNO産生に必須である。外因性BH4の供給にはBH2がdihydrofolate reductaseを経てBH4となるsalvage pathwayが主な役割を果たしていると考えられた。外因性のBH4としての効率はBH4およびそのprecursorとしてのBH2/sepiapterinを用いて比較検討したが、その効率はsepiapterin>BH2>>BH4の順で、細胞膜の透過の機構がどうやら重要な問題であると考えられた。今年度は、以上のことを、補足し確認する実験を行ってきた。
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