研究課題/領域番号 |
20591173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
川上 純 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (90325639)
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研究分担者 |
阿比留 教生 長崎大学, 病院, 講師 (00380981)
玉井 慎美 長崎大学, 保健・医療推進センター, 助教 (60380862)
井田 弘明 長崎大学, 病院, 講師 (60363496)
藤川 敬太 長崎大学, 病院, 医員 (90404285)
川尻 真也 長崎大学, 病院, 医員 (20457576)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 滑膜細胞 / 免疫担当細胞 / CaMKII / シトルリン化 / PADIs / CaMK II / 滑膜線維芽細胞 / 抗CCP抗体 / 骨髄浮腫 / 滑膜線維芽細胞(FLS) / PADI2 / PADI4 / 蛋白シトルリン化 / Treg / HL-60 / 末梢血単核球(PBMC) / ヒストン |
研究概要 |
滑膜細胞と免疫担当細胞におけるCaMKII・PADIs・シトルリン化・細胞機能異常と関節リウマチ(RA)の病態の関わりを解析した。RA滑膜組織でのPADIs発現には一定の報告がない。今回の実験からは滑膜細胞(滑膜線維芽細胞)にはシトルリン化ペプチド基質はあるもPADIs発現は弱く、周囲の免疫担当細胞との相互作用でin vivoでは滑膜細胞由来の蛋白(ペプチド)がシトルリン化される可能性が考えられた。このシトルリン化されたペプチドが環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)産生のソースである可能性も考えられた。免疫担当細胞として重要な制御性T細胞機能の低下はRAの病勢悪化を誘導することも示唆された。しかしながら、この事象がprimaryか(原因)?secondaryか(結果)?に関しては今後の検討が必要である。また、制御性T細胞機能とCaMKIIやPADIsの発現および活性化との関連も今後の研究課題である。臨床的には早期RAにおけるMRI骨髄浮腫と抗CCP抗体の相関を明らかとした。現状では検出が困難なシトルリン化ペプチドに関してはイムノコンプレキソーム解析の手法でアプローチを開始した。
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