研究課題/領域番号 |
20591200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山下 浩平 京都大学, 大学院・医学研究科, 助教 (80402858)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 好中球 / オゾン / 殺菌 / 免疫グロブリン / アミノ酸 / 一重項酸素 |
研究概要 |
好中球が産生する活性酸素は、病原微生物に対する生体防御に重要な役割を果たす一方、その強い反応性のため組織傷害を引き起こす。活性化した好中球は、NADPHオキシダーゼの活性化を介して、スーパーオキシド・過酸化水素・ヒドロキシラジカル・一重項酸素などの活性酸素を産生する。最近、免疫グロブリンの作用により、一重項酸素からオゾンが産生されることが報告されたが、その詳細な機序や生体防御における役割は明らかでなかった。本研究で我々は、4種のアミノ酸(Trp, Met, Cys, His)が免疫グロブリンと同様に一重項酸素からオゾン産生を触媒する作用があること、そしてこれらアミノ酸の触媒作用により産生したオゾンがヒト好中球において殺菌に寄与することを明らかにした。
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