研究課題
基盤研究(C)
古典型フェニルケトン尿症(PKU)に対する治療ストラテジーとして、骨格筋を標的とする遺伝子導入を試みた。レポーター遺伝子を用いたin vitroならびにin vivoの検討により、自己相補型アデノ随伴ウイルス(scAAV)ベクターに搭載可能なサイズのなかで最も活性の高いプロモータを選定し、筋注用scAAVベクターを作製した。PKUの責任遺伝子であるフェニルアラニン水酸化酵素(PAH)搭載scAAV をPKUモデルマウスに単独筋注した場合、PAHの補酵素BH4の外部投与を併用しても有意な効果は得られなかった。PAH遺伝子搭載ベクターに加え、BH4合成系2酵素の遺伝子を搭載するベクターを混合筋注したところ、有意な効果が得られたが、十分な治療域には達せず、さらなるベクターの改善が必要であった。
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