研究課題/領域番号 |
20591281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
野村 裕一 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (90237884)
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研究分担者 |
西 順一郎 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (40295241)
橋口 照人 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (70250917)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 川崎病 / 重症度 / 冠動脈後遺症 / 免疫グロブリン治療 / 不応例 / Gunmaスコア / HMGB1 / 重症度評価 / 免疫グロブリン大量療法 / 免疫グロブリン療法不応 / 治療抵抗例 |
研究概要 |
High Mobility Group Box 1(HMGB1)値を用いて川崎病(KD)の重症度評価として免疫グロブリン大量療法(IVIG)不応例スクリーニングの検討を行った。【方法】KD患児のIVIG前の血清を用いてHMGB1値を初回IVIGで軽快した143例(反応例)と追加治療を必要とした23 例(不応例)を比較検討した。【結果】不応例のHMGB1値は有意に高値だった。ROC解析から得られたHMGB1値のカットオフ値(16ng/ml)以上を予測不応例とすると、鋭敏度43%、精度73%だった。Gunmaスコア5点以上あるいはHMGB1高値を予測不応例とすると鋭敏度74%、精度63%と感度向上が得られた。【結論】川崎病の重症度評価としてのIVIG治療不応例スクリーニングにはGunmaスコアとHMGB1高値による評価が有用である。
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