研究課題/領域番号 |
20591412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
中根 秀之 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (90274795)
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研究分担者 |
小澤 寛樹 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50260766)
木下 裕久 長崎大学, 病院, 講師 (10380883)
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連携研究者 |
一ノ瀬 仁志 長崎大学, 病院, 助教 (60404216)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 精神神経科学 / 社会精神医学 / プライマリ・ケア / 精神医学 / プライマリケア |
研究概要 |
プライマリ・ケア医を受診する者の中の精神障害の割合、プライマリ・ケア医による精神障害の診断率、精神障害を抱える者の社会機能障害について明らかにするために、長崎大学病院総合診療科の協力を得て、外来患者実態調査を実施した。その結果、総合診療科を受診した患者において、35.5%に何らかの精神医学的問題を抱えていることが明らかとなった。特に身体症状と、不安不眠に関する問題が大きいことがわかった。44.4%に何らかの社会適応障害を認めた。また内科医とMINIの診断一致率については、11人(40.7%)であり、前回調査のCIDIで行ったとき(18.3%)に比べると評価に違いはあるものの、高い値を示している。総合診療科では精神医学診断技術の向上が認められていた。一方で、不安については過剰診断となる傾向もあり、より適切な精神障害に関する教育啓発の必要性も示唆された。
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