研究課題/領域番号 |
20591431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
加藤 千恵次 北海道大学, 大学院・保健科学研究院, 准教授 (10292012)
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研究分担者 |
吉永 恵一郎 北海道大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (30435961)
志賀 哲 北海道大学, 大学院・医学研究科, 講師 (80374495)
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連携研究者 |
志賀 哲 北海道大学, 大学院・医学研究科, 講師 (80374495)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2008年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 虚血性心疾患 / PET / ルビジウム82 / 心筋血流 / 定量測定 / ルビジウム / コンパートメントモデル解析 / 再現性 |
研究概要 |
3D収集の82Rb心筋PET データは心室内腔から心筋へ血液放射能の混入が多い。これを補正し心筋血流を定量するため、心室内放射能曲線を荷重関数とした血液成分補正法を開発した。正常例24名に82Rb心筋ダイナミックPET検査を3D収集で施行し、さらに15O-H2O心筋ダイナミックPET検査を行った。各例の左室心筋内に16箇所の関心領域を設定した。左室内腔放射能曲線を荷重関数とした最小自乗法、および荷重関数を使わない従来法でコンパートメントモデル解析を行い、局所心筋血流量を算出した。82Rbと15O-H2Oから得た局所心筋血流量の相関係数は、荷重関数を用いた場合、R=0.76で、荷重関数を用いない場合の、R=0.63と比べ有意に改善を認めた(p<0.01)。特に血液放射能の混入が多い中隔側での誤差が減少した。3D収集の82Rb心筋PET検査データで心筋血流を定量する方法として、心室内腔放射能曲線を荷重関数とした血液成分補正法を開発した。
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