研究課題/領域番号 |
20591455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
成瀬 昭二 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (50106407)
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研究分担者 |
西村 恒彦 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (70237733)
田中 忠蔵 明治国際医療大学, 医学教育研究, ンター・教授 (80163541)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 磁気共鳴法(MRI) / 脳機能分子イメージング / Mn-enhanced MRI (MEMRI) / 神経細胞再生 / 2次元磁気共鳴スペクトル / 免疫 / 超高速化学シフト画像 / Mn-enhanced MRI |
研究概要 |
多核種NMR脳機能分子イメージングの種々の技法を実用化し"神経細胞の再生"と"免疫系と脳機能との関連"に関する解析への適用をおこなった。(1)マンガン増感磁気共鳴画像法(MEMRI)を実験的脳虚血モデルでの神経細胞再生・線維連絡の解析・グリア変化の解析に適用した。結果、(1)Ca^<2+>チャンネル開口に依存した神経細胞興奮賦活の検出、(2)神経細胞やグリアへの取り込みによる細胞の機能を反映した高分解能画像の取得、(3)軸索輸送による神経線維走向の画像化、が可能となった。(2)抗原抗体反応を検出するため、MR感受性物質(Fe,Gd)を結合させた高分子の動物体内分布画像化の検討を行った。また腫瘍免疫特異性反応リンパ球にMR感受性物質を呑食させる基礎的技術開発をも行った。しかし、特異免疫機能を残して分布を画像化することは現時点では困難であった。(4)臨床装置で2次元MRS法(2D-COSY,2D-JPRESS)を用いて、脳内のアミノ酸(NAA、Glutamate等)の分布画像化と解析が可能となった。種々のNMR脳機能分子イメージング法は神経細胞再生の解析に有用である。
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