研究課題/領域番号 |
20591466
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
興梠 征典 産業医科大学, 医学部, 教授 (60195691)
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研究分担者 |
大成 宣弘 産業医科大学, 医学部, 助教 (20233207)
掛田 伸吾 産業医科大学, 医学部, 講師 (30352313)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 3T MRI / プロトンMRスペクトロスコピー / γ-アミノ酪酸 / グルタミン酸 / 慢性疲労 / 交代制勤務 / MRI / スペクトロスコピー / GABA / 夜勤業務 / スパクトロスコピー |
研究概要 |
夜勤従事者では、主要な興奮性、抑制性の神経伝達物質である脳内グルタミン酸(Glu)、グルタミン(Gln)やγ-アミノ酪酸(GABA)に変化が生じている可能性があり、超高磁場の3T MRスペクトロスコピー(MRS)を用いMEGA-PRESS法という手法により計測した。日勤従事者16名、夜勤従事者16名を対象とし、脳内Glu・GlnとGABAは、朝、夕の決められた時間帯で2回測定した。正常コントロールとしての日勤従事者と夜勤従事者の日内変動を比較したところ、前頭葉のGABA/Cr比は夕方において、夜勤従事者が日勤従事者よりも有意に低い値を示した(1.885 vs 0.875,p=0.008)。一方、Glu/Cr比等では、朝夕ともに両群間に有意差を認めなかった。従って、交代制勤務が脳内GABA濃度に影響を及ぼす可能性が示唆された。
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