研究課題/領域番号 |
20591562
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 千葉県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
鍋谷 圭宏 千葉県がんセンター(研究所), 医療局・消化器外科, 主任医長 (40322028)
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研究分担者 |
日和佐 隆樹 千葉大学, 大学院・医学研究院遺伝子生化学, 准教授 (30260251)
松原 久裕 千葉大学, 大学院・医学研究院・先端応用外科学, 教授 (20282486)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 胃癌 / 化学療法 / 5-FU / チミジル酸合成酵素 / TS-FdUMP複合体 / カルパイン / カルパスタチン / ノックダウン / calpain / calpastatin / protease / p53遺伝子 |
研究概要 |
チミジル酸合成酵素(TS)は5-FUの代謝産物5-フルオロデオキシウリジン1リン酸(FdUMP)と直接結合して阻害を受ける主要な作用標的のため、TSの発現量や活性が胃癌細胞の5-FU感受性予測因子の一つとされる。しかし、胃癌細胞ではTSの蛋白レベルが5-FU投与中に変化し、感受性に影響する可能性がある。そこで、6種類のヒト胃癌細胞株を用いて、5-FU接触中のTSレベルの変化とその制御機構を検討した。その結果、5-FU接触後早期に形成されるTS-FdUMP複合体がカルパインにより分解され、その分解程度が高い細胞は5-FU低感受性であった。従って、胃癌細胞に対して5-FU投与時にカルパイン阻害剤を併用すると、効果を担うTS-FdUMP複合体の分解が抑制され、5-FU感受性が高まる可能性が示唆された。
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