研究課題/領域番号 |
20591563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
北山 丈二 (2009-2010) 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (20251308)
秀村 晃生 (2008) 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70401099)
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研究分担者 |
石神 浩徳 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80372382)
北山 丈二 東京大学, 医学部・附属病院, 准教授 (20251308)
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連携研究者 |
秀村 晃生 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70401099)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腹膜播種 / 腹腔内化学療法 / パクリタキセル / シスプラチン / NASHA / 腹腔内投与 / PMB30W / 胃癌 / ヒアルロン酸 |
研究概要 |
腹膜播種に対する腹腔内化学療法の有用性が指摘されている。そこで、薬剤の腹腔からの吸収を緩徐にさせることを意図した基剤として、生体内で安全であることが証明されている高分子量物質ヒアルロン酸、Non-Animal Stabilized Hyarulonic Acid (NASHA)(Q-med社、スウェーデン)を選択し、パクリタキセル・シスプラチンを混合することによる腹腔内停留性、抗癌作用の増強効果を検討した。ヌードマウスでの胃癌腹膜播種モデルに対する腹腔内化学療法を行い、播種結節数を計測すると、5%NASHAを混合した群では、パクリタキセル・シスプラチン単独治療群と比較して顕著な結節数の減少が認められた。また、NASHAは、腹腔内に投与された抗癌剤の腹腔内に停留する時間を延長した。NASHA添加抗癌剤の腹腔内投与は腹膜播種に対する有用な治療法となりうる事が証明された。
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