研究課題/領域番号 |
20591565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
安本 和生 金沢大学, 附属病院, 講師 (90262592)
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連携研究者 |
矢野 聖二 金沢大学, がん研究所, 教授 (30294672)
源 利成 金沢大学, がん研究所, 教授 (50239323)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 胃十二指腸外科学 / 胃癌 / 腹膜播種(癌性腹膜炎) / CXCR4/CXCL12 axis / Amphiregulin / HB-EGF / EGFR ligands / 癌微小環境 / HER4 / 癌性腹膜炎 / CXCR4 / CXCL12 axis / 分子標的治療 / EGF / EGFR |
研究概要 |
これまでのわれわれの検討から胃癌癌性腹膜炎発症進展におけるCXCR4/CXCL12 axisの関与が明らかとなった。そこで本研究では、癌性腹水中に存在する癌細胞増殖因子、とくにEGFR ligand axisに着目した。本研究結果から、癌性腹水中にはEGFRリガンド中でamphiregulin、HB-EGFが多量に存在し、CXCR4発現胃癌細胞(EGFR高発現)に対して強力な細胞増殖作用を有すること、すなわちEGFR/EGFR ligand axis (amphiregulin, HB-EGF)が、胃癌性腹膜炎形成に重要な役割を果たし、CXCR4/CXCL12 axisとの相互促進作用を介して、本病態の発症進展に深く関与することを初めて明らかにした(Clin Cancer Res 2011 in press)。
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