研究課題/領域番号 |
20591566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
河野 浩二 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (40283204)
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研究分担者 |
河口 賀彦 山梨大学, 医学部附属病院, 診療助教 (80402048)
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連携研究者 |
中村 祐輔 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70217909)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 癌ワクチン療法 / 食道癌 / ペプチド抗原 / Cancer-testis抗原 / 食道扁平上皮がん / 食道がん / ペプチドワクチン / 免疫療法 / 癌拒絶抗原 |
研究概要 |
食道癌に対する癌ワクチン療法の開発のため、扁平上皮がんに特異的に発現し、免疫原性を有するURLC10,KOC-1,TTKの3種類の新規癌拒絶抗原を同定し、標準療法不応の食道扁平上皮がんを対象として癌ワクチン療法(第I相試験)を実施した。安全性、治療遂行性に問題はなく、接種部位の発赤と硬結が認められるのみであった。10例中9例において、少なくとも3抗原のいずれかに免疫誘導がELISPOT検査で確認され、用いた3抗原の免疫原性が証明された。さらに、10例中2例において画像診断上、腫瘍の縮小が認められた。以上の良好な第I相試験の結果から、第II相臨床試験を立案し、現在、実施中である。
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