研究課題/領域番号 |
20591567
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小寺 泰弘 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (10345879)
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研究分担者 |
中尾 昭公 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70167542)
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連携研究者 |
中西 速夫 , 愛知県がんセンター腫瘍病理学, 室長 (20207830)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / 腹膜転移 / L1 / 増殖能 / 遊走能 / 細胞 / 臨床検査学 / 胃十二指腸外科学 / 腫瘍検査学 |
研究概要 |
癌幹細胞マーカーの発現を胃癌の臨床検体で検討し、特に腹膜転移との関連を調査した。これらのうちL1については、有意な予後因子であることを突き止めた。細胞株レベルでは、L1はp-ERKの活性化を介して細胞の増殖や遊走に影響を及ぼしており、siRNA法によるknockoutではL1とともにDYRK1Aが低下していた。一方、各種幹細胞マーカー発現細胞が特段に腹膜転移にかかわるとの知見は得られず、今後は抗癌剤の腹腔内への移行性など、他の要因を検討する必要がある。
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