研究課題/領域番号 |
20591575
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
上田 健太郎 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20438279)
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研究分担者 |
山上 裕機 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20191190)
岩橋 誠 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (70244738)
中森 幹人 (中森 幹入) 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10322372)
中村 公紀 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (80364090)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | NPRL2遺伝子 / 食道癌 / 放射線治療 / 遺伝子 / 癌 / 放射線科 / 放射線 |
研究概要 |
ヒト食道癌細胞株10株で、放射線に対するIC50は1.58Gyから9.28Gyの範囲であった。一方、これらの腫瘍株でNPRL2蛋白は発現を認めず、Rad51蛋白は、全ての腫瘍株で強発現を認めた。以上よりNPRL2あるいはRad51発現量と放射線感受性に相関関係はなかった。ヒト食道癌細胞株に対するNPRL2ベクターの腫瘍増殖抑制効果は約30%でありIC20の放射線治療の併用で、抑制効果は60%前後まで増強された。我々が作製したRad51-siRNAベクターは、Rad51の発現抑制効果はほとんど認めなかった。放射線治療とNPRL2ベクターの併用効果におけるメカニズムを検討するため、1)control群、2)放射線療法(IC20)、3)NPRL2群、4)NPRL2+放射線療法の4群を設定した。NPRL2+放射線療法群は他群と比較して、DNA damage pathwayが活性化され、著明なG2停止とアポトーシスを認めた。
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