研究課題/領域番号 |
20591593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
大森 斉 奈良県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (80213875)
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研究分担者 |
國安 弘基 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (00253055)
笹平 智則 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90405374)
バワール ウジャール 奈良県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (50433339)
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連携研究者 |
笹平 智則 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90405374)
バワール ウジャール 奈良県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (50433339)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 小腸大腸肛門外科学 / 癌幹細胞 / 幹細胞 / 転移 / 温熱療法 / HMGB1 / 幹細胞微小環境 / 脂肪酸 |
研究概要 |
本課題では、癌幹細胞に影響を与える因子として、温熱に焦点をあてた。同時に、癌幹細胞あるいはそのNicheに影響を与える因子として脂肪酸などについても検討を行った。温熱によって癌細胞のstemnessの低下が見られ、癌の再増殖も抑制されたが、リノール酸では静止性癌幹細胞の増加による癌dormancyの誘導が、トランス脂肪酸であるエライジン酸では、増殖性癌幹細胞による転移の促進が見られた。このように、温熱や脂肪酸の有する癌幹細胞あるいは癌幹細胞nicheに対する作用が新たな治療の標的となることが示された。
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