研究課題/領域番号 |
20591632
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
北島 吉彦 佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (30234256)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 膵癌 / 胆嚢癌 / ジェムシタビン / MMKY-01 / RRM1 / ユビキチン / TGF-β / ジェムシタビン耐性 / GB-d1R / TGF-beta / cDNAアレイ / アポトーシス / MMYK-01 / ジェムシタビン(GEM) / GEM耐性株 / DNAアレイ / 増強効果 |
研究概要 |
代表者は、抗アレルギー薬として臨床使用されているMMKY-01が膵臓癌および胆嚢癌のジェムシタビン感受性を増強することを見出した。本研究では、MMKY-01がユブキチンープロテアソームタンパク分解経路を介してジェムシタビン耐性分子RRM1を分解することでジェムシタビン感受性を増強させることを明らかにした。さらに、胆嚢癌細胞株を用いジェムシタビン耐性株を樹立しMMYK-01効果につき追加解析を行った。その結果、MMKY-01は単独でジェムシタビン耐性胆嚢癌細胞を強力にアポトーシスへと誘導した。これはMMKY-01によるTGF-β産生阻害効果によることが推測された。本研究は、膵癌および胆嚢癌の新規抗がん剤治療としてジェムシタビン+MMKY-01 併用療法が臨床応用可能であることを示すとともにジェムシタビン耐性克服としてのMMKY-01単独療法を推奨する基礎的知見を明らかにした。
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