研究課題/領域番号 |
20591698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
蓮尾 博 久留米大学, 医学部, 准教授 (90172882)
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研究分担者 |
武谷 三恵 久留米大学, 医学部, 助教 (30289433)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 頭部外傷学 / 神経保護薬 / 脳・神経 / 薬理学 / 生理学 / 神経科学 / 頭部外傷モデル動物 / 液体打撃法 / 脳損傷 / 長期増強 / 海馬核 / エモジン / 大黄(だいおう) |
研究概要 |
頭部外傷性脳損傷(TBI)の治療薬でその臨床効果が確認されたものはない。我々は新しい神経保護作用の期待できる薬物として大黄の有効成分の一つであるエモジンの生体内投与による効果をTBIモデル動物を用いて検討した。記憶・学習に関係深いと考えられている海馬シナプス伝達の長期増強(LTP)がTBIのみの群で障害されて、TBI後にエモジンを投与した群ではLTPの障害が認められなかった。エモジンがTBI後の脳保護薬として有効であることを示唆する結果が得られた。
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