研究課題/領域番号 |
20591725
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
大島 秀規 日本大学, 医学部, 講師 (20328735)
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研究分担者 |
山下 晶子 日本大学, 医学部, 講師 (30246889)
深谷 親 日本大学, 医学部, 准教授 (50287637)
片山 容一 日本大学, 医学部, 教授 (00125048)
越永 守道 日本大学, 医学部, 兼任講師 (30267067)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 細胞・組織 / 脳・神経 / 神経刺激 / 大脳皮質 / アストロサイト / 可塑性 / 中枢神経 / BDNF |
研究概要 |
ラットの正常脳の感覚運動野を慢性的に電気刺激することにより中枢神経系のアストロサイトとニューロンの両方ともに活動ないしは活性が亢進する変化が確認された。その変化は8週間後にまで及んだ。アストロサイトの平均面積は、対照個体に比較して有意(p<0.05)に増加していた。また、100μm^2以上の巨大な活性化アストロサイトの出現も少数ながら認められた。これらの結果は、ラットにおける感覚運動野の慢性電気刺激が脳の可塑性を引き起こすことを示唆している。ヒトの臨床における大脳皮質運動野刺激もの効果発現には、本実験結果に示されたような可塑的な変化が関わっている可能性がある。
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