研究課題/領域番号 |
20591790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
加藤 直樹 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90448895)
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研究分担者 |
松本 征仁 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90321819)
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連携研究者 |
松本 征仁 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90321819)
織田 弘美 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60101698)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | シグナル伝達 / 酵素 / 転写因子 / 骨代謝 / 神経科学 / p38MAPK / Pax6 / 破骨細胞 / 神経再生 |
研究概要 |
我々はp38の転写因子を介するシグナル伝達経路の活性化が維持され、酵素を介するシグナル伝達のみを阻害するノックインマウス(sem マウス)を作製し、骨代謝および神経再生の両面から個体レベルでのp38MAPKの機能について詳細に検討した。まず骨代謝について検討したところ、骨密度は野生型と比較して、sem マウスで高く、特に海綿骨では有意差を認めた。また細胞培養の結果から、こうした骨密度の増加は破骨細胞の分化阻害により生じていると思われた。次に神経再生におけるp38MAPKの生理的機能について検討し、semマウスの圧挫損傷後の神経再生は組織学的にも機能的にも遅延することを確認した。p38MAPK は炎症の制御分子として、また、炎症治療の分子標的として注目されている。そこで、炎症性サイトカインであるTNFαおよびIL-1βの発現に着目した。その結果、semマウスではTNFαおよびIL-1βの発現パターンが野生型と異なる事を見出した。加えてWallerian変性の指標となるCaspase-3や神経再生の指標となるTenascin-Cについても検討し、TNFαおよびIL-1β同様、その発現パターンが異なる事を見出した。
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