研究課題
基盤研究(C)
アンチトロンビンIIIによるトロンビン分解作用は良く知られているが、最近、アンチトロンビンが血小板に直接作用し、その凝集活性を抑制するこが報告されたが、その機序の詳細は明らではない。今回、アンチトロンビンIIIの血小板機能に及ぼす直接作用およびその作用機序を検討した。本解析により、アンチトロンビンIIIがADP刺激による血小板活性化において直接作用し、その凝集および顆粒分泌反応を抑制することを明らかとした。この結果より抗炎症・抗動脈硬化作用を示す可能性を示した。
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