研究課題/領域番号 |
20591910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
平田 修司 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (00228785)
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研究分担者 |
深澤 宏子 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教 (60362068)
正田 朋子 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教 (50345716)
多賀谷 光 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 特任助教 (50418711)
星 和彦 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 理事 (20111289)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 体細胞核移植 / 除核卵子 / 凍結 / クローンマウス / クローン胚 / ステロイドホルモン受容体 / プロモーター解析 / ntES細胞 / 多重プロモーター機構 / 初代培養 / ドナー細胞核2 / ステロドホルモン受容体 / 性ステロイドホルモン受容体 / 多重プロモーター / 遺伝子発現の調節 / HDACi / sirtinol |
研究概要 |
本研究は体細胞核移植技術を用いて性ステロイドホルモン(とくにERα)の遺伝子発現機構を解析することを目的としたものであるが、初年度ならびに第二年度の研究の遂行の結果、現段階での体細胞核移植の技術水準では、その技術の本研究への応用は困難であることが明らかになった。そこで、本年度は、体細胞核移植の技術水準を本研究への応用が可能なレベルまでに改良することを最優先課題とした。その際、体細胞核移植技術の将来的な再生医療への応用をも展望して卵子を凍結保存し、必要時に解凍して使用するシステムの開発を試みた。マウスを被検動物として、除核未受精卵を凍結・保存した後、解凍後に体細胞核移植に供した。核のドナー細胞をして、卵丘細胞を用いた。その結果、凍結除核未受精卵を用いた再構築胚は発生を開始し、生仔を得ることができた。この成績から、体細胞核移植技術の再生医療への応用に、凍結除核未受精卵の保存システムが応用できることが初めて明らかとなった。
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