研究課題/領域番号 |
20591926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
鈴木 佳克 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (30254288)
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研究分担者 |
山本 珠生 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (20405210)
伊藤 猛雄 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70159888)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 妊娠高血圧症候群 / 血管内皮機能 / L-アルギニン / 葉酸 / 発症予知 / 予防 / 血管内皮障害 / 血管内皮 |
研究概要 |
妊娠高血圧症候群(PIH)は血管内皮機能障害が病態の中心とされる。妊娠初期に同意を得て、血管内皮機能の低下がみられた妊婦において葉酸(FA)0.8mgとL-アルギニン(LARG)1g/日を投与した。PIHの中で蛋白尿も持つ妊娠高血圧腎症(PE)発症は、内皮機能低下妊婦で高率に発症した。FA+LARG投与により内皮機能は改善し、PE発症は低下した。投与により赤血球内FA値とLARG値は有意に増加した。しかし、血清cGMP濃度は、投与やPE発症に関わらず、変化しなかった。 妊娠初期から血管内皮機能の低下を認めた妊婦ではPEを高率に発症し、FA+LARG投与は血管内皮機能を改善し、PIHの発症を予防する可能性が示唆された。
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