研究課題/領域番号 |
20591932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
市川 雅男 日本医科大学, 医学部, 助教 (20366660)
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研究分担者 |
竹下 俊行 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60188175)
里見 操緒 日本医科大学, 医学部, 助教 (80318500)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 産科学 / B7-H1 / 4-1BB / 妊娠 / 胎盤 / 流産 / 共刺激分子 / 自己傷害性T細胞 / Regulatory T cell |
研究概要 |
B7-H1ノックアウトマウスの肝臓には、自己傷害性と思われるPD-1陽性のT細胞が蓄積している。その細胞群を刺激すると肝障害がおこる。これらの細胞群が妊娠中の肝障害に何らかの影響を与えると考えられたが、妊娠マウスの肝臓におけるPD-1陽性のT細胞の増加ははっきりと認められず、肝障害との関与は否定的である。一方、マウスモデルにおいて、胎盤に表出しているB7-H1分子に対する中和抗体とT細胞のアナジーをブレイクする4-1BB抗体を投与した群は、22.2%の流産率を示した(コントロール群は、4.1%)。この事は、胎盤上のB7-H1は何らかの形で胎児免疫寛容に関与すると示す。
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