研究課題/領域番号 |
20591963
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
高倉 聡 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60256401)
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研究分担者 |
岡本 愛光 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (20204026)
山田 恭輔 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30230452)
落合 和徳 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20152514)
矢内原 臨 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20349624)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | がん / 卵巣 / 分子標的 / 化学療法 / バイオマーカー / 免疫組織化学 / 分子標的治療 |
研究概要 |
(1) CPT-P療法が初回治療の卵巣明細胞腺癌(CCC)ではpT分類が独立予後因子で、I期とpT1/pT2で至適に腫瘍減量された場合長期予後良好であった。(2) 8遺伝子の免疫組織学的検討では、卵巣漿液性腺癌ではCyclin D1とp27Kipの免疫組織学的所見と予後が相関したが、CCCでは相関するものはなかった。(3) CCC検体のアレイCGHマイクロアレイ解析では3q27-29および12p12.2-13.33の増幅と4p15.2-15.32と11q22-25の欠失が予後不良因子であった。(4)免疫関連遺伝子の網羅的発現解析ではCCCでIL-6が高発現しており、siRNA法による発現抑制でCDDP・PTXのIC50は半分以下に減少したため、IL-6はCCCの薬剤耐性と関連が示され、IL-6シグナルは分子標的となる可能性が示唆された。
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