研究課題/領域番号 |
20592022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
梅崎 俊郎 九州大学, 大学病院, 講師 (80223600)
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研究分担者 |
安達 一雄 九州大学, 大学病院, 助教 (90380386)
中澤 健 千葉大学, 医学系研究院, 講師 (10312943)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 嚥下 / fictive swallowing model / モルモット / ニューロビオチン / 孤束核 / 嚥下関連ニューロン / 軸索投射 / 延髄網様体 / 上喉頭神経 / neurobiotin / 疑核 / HRP / フェレット / fictive model |
研究概要 |
嚥下関連ニューロンの活動様式には、嚥下運動に同期して発火頻度が増加するパターン、嚥下運動中に上喉頭神経からの順行性応答が抑制されるパターンが存在した。また、ニューロンの細胞体は、孤束核とその周辺および延髄網様体に存在しており、さらに孤束核およびその周囲への投射、延髄網様体への投射、疑核・舌下神経核近傍への投射が確認された。また、一部の嚥下関連ニューロンは対側の網様体にも軸索投射を示しており、嚥下運動の左右同期性を実現するのに重要な投射と考えられた。これらのニューロンが機能的にも形態的にも複雑なネットワークを形成し、嚥下の運動出力パターンを形成している可能性が示唆された。
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