研究課題/領域番号 |
20592054
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
稲富 勉 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (00305583)
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研究分担者 |
川崎 諭 (川崎 論) 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (60347458)
丸山 和一 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (10433244)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 再生医療 / 角膜上皮 / 口腔粘膜上皮 / 血管新生 / 眼表面再建 / 口腔粘膜 / ムチン / 粘膜免疫 |
研究概要 |
我々は、角膜上皮幹細胞や口腔粘膜上皮などの粘膜上皮幹細胞を培養・分化させ、眼表面に移植する再生医療の開発に成功した。培養粘膜上皮では基底細胞にP75が発現した非角化重層扁平上皮組織が再構築される。しかし眼組織特有のPAX6遺伝子は誘導されない。細胞ケラチン構成の解析では、皮膚型のK1,K10の発現は誘導されない。またK4、K3、K13の発現が認められるが、角膜特異的とされるK12の発現は認めず、完全な角膜上皮への分化誘導はおこらない。血管新生、リンパ管新生は移植後早期に誘導される。In vivo confocal microscopyでは高密度の基底細胞構造を含む重層化構築が観察できる。また抗VEGF抗体の点眼により血管新生が有意に抑制され表現系を制御することができた。
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