研究課題/領域番号 |
20592174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
武 洲 九州大学, 大学院・歯学研究院, 准教授 (10420598)
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研究分担者 |
中西 博 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (20155774)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | IL-1β / カテプシンB / 末梢炎症 / 髄膜 / グリア細胞 / 髄膜細胞 / アジュバント関節炎 / PGE / ミクログリア / 未着結合蛋白質 / 老化 / PGE_2 / 密着結合蛋白質 / PGE_2〓 |
研究概要 |
本研究において、慢性の末梢炎症に対して髄膜-グリア連関は若齢ではニューロン保護的に、中年では逆にニューロン傷害的に作用し、髄膜バリア機能も破綻することが明らかとなった。中年ラットにおいて末梢炎症に伴って主にミクログリアに発現するIL-1βは密着結合タンパク質occludinの発現を有意に低下させることから、髄膜バリア機能も破綻においてIL-1βが中心的な役割を果すことが強く示唆された。さらに、中高年においては髄膜バリア機能の破綻ならびに脳炎症反応において中心的な役割を担っているミクログリアからのIL-1βの産生分泌においてカテプシンBが必須酵素として関与することが明らかとなった。
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