研究課題/領域番号 |
20592209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
田中 卓二 金沢医科大学, 医学部, 客員教授 (40126743)
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研究分担者 |
杉江 茂幸 金沢医科大学, 医学部, 教授 (60187648)
安井 由美子 金沢医科大学, 医学部, 助教 (90434472)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 実験腫瘍学 / 肥満 / 舌がん / 発がん感受性 / 前炎症性サイトカイン / db/dbマウス / 舌発がん / db / dbマウス / ob / obマウス / 癌 / 細胞・組織 / 動物 / 口腔 |
研究概要 |
肥満マウス(db/dbマウス、ob/obマウス)を用いて肥満の口腔(舌)発がんへの影響を検討した。その結果、肥満マウスは4-NQO誘発舌・食道発がんに高感受性であり、肥満と舌がん及び食道がん発症との関連性が示唆された。また、その感受性は、ob/obマウスに比べ、db/dbマウスに高かった。db/dbマウスに発生した舌扁平上皮がんでは、IL-1α、IL-1β、IL-4、IL-6、IL-8、TNF-αの発現スコアがWTマウスのそれに比較して有意(p<0.05~p<0.01)に高かったが、NF-κB、Stat3、Nrf2の発現には有意な差を認めなかった。肥満における舌がん高感受性は前炎症性サイトカインの高発現によることが示唆された。
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