研究課題/領域番号 |
20592216
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
湯浅 賢治 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (40136510)
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研究分担者 |
坂上 竜資 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (50215612)
小川 和久 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (90105726)
三輪 邦弘 (三輪 邦宏) 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (10136509)
瀬々 良介 福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (70196989)
市原 隆洋 福岡歯科大学, 歯学部, 診療放射線技師 (80399196)
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研究協力者 |
白石 朋子 福岡歯科大学, 歯学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 咀嚼筋 / MRI / 超音波ドプラー法 / ブラキシズム / 拡散強調画像 / 拡散テンソル画像 / 咬筋 / 超音波検査 / エネルギー代謝 |
研究概要 |
1.ブラキシズムの性状評価を念頭に置き、画像検査により咀嚼筋の代謝および生理・生化学的特性を評価する研究を行った。先ず、MRIにより咬合パターンにより動員される咀嚼筋の種類の違いを判別できるかの分析を行った。T2値を用いることにより、咬合のパターンにより動員される咀嚼筋の種類を識別することが可能であるとの結論を得た。 2.咬筋の代謝を評価する画像検査としては、31P-MR spectroscopyが一般的あるが、同様に超音波ドプラー法により筋肉内の血流動態から筋代謝が評価できないかの分析を行い、31P-MR spectroscopy所見と相関するとの結論を得た。超音波ドプラー法によっても、咬筋の収縮および疲労からの回復状態を評価することが可能であることが示唆された。 3.クレンチングによるMRIの見かけの拡散係数(ADC)およびT2値の変化から咬筋の収縮評価が行えるかの分析を行った。クレンチングによる咬筋の収縮評価を行うには、ADCの方がT2値より有用であった。T2値およびADCはブラキシズムに伴う筋肉疲労や損傷の評価に有用であることが示唆された。 4.咬筋の安静時、開口時、閉口時のMRI拡散テンソル画像を用いて、水拡散に変化があるかどうかの分析を行った。咬筋の拡散のeigen値は顎の位置に敏感であった。拡散パラメータは、 顎の位置に特異的に筋線維の回復を反映した。
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