研究課題/領域番号 |
20592235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
山田 嘉重 昭和大学, 歯学部, 講師 (40360127)
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研究分担者 |
増田 宜子 昭和大学, 歯学部, 講師 (10297038)
川中 岳雄 昭和大学, 歯学部, 助教 (10365702)
木下 潤一朗 昭和大学, 歯学部, 講師 (90360122)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | アメロジェニン / 免疫組織染色 / ラット切歯 / マウス胎児 / アメロジェニン遺伝子 / 歯関組織以外の臓器 / 胎生18齢 / 生後8週齢 / PCR / cDNA / In situ LAMP法 / 免疫組織学染色法 / In situ PCRIn / LAMP / In situ LAMP / 免疫染色 |
研究概要 |
今研究ではマウスの様々な臓器の組織においてアメロジェニン遺伝子が発現するかを検討した。臓器の試料は胎生9日、18日齢および生後8週齢の臓器から得られたcDNAに対してアメロジェニン遺伝子発現の有無を検討した。標的とする組織は歯および歯関連組織を含まない16種の組織(脳、心臓、肺、肝臓、胃、腎臓、膵臓、脾臓、小腸、大腸、筋、皮膚、精巣、卵巣、子宮、胎盤)より抽出したトータルmRNAから得られた1strand cDNAを作製し使用した。胎生9日、18日齢のものは上記cDNAの混合を使用し、生後8週齢のものは各組織のcDNAを使用した。得られたcDNAに対しては、アメロジェニンエクソン6の一部から7に対応する増幅サイズ226bpのプライマーを作製しPCRを施行した。PCRの結果、胎生18日齢、生後8週齢のマウスからはアメロジェニン遺伝子発現が確認されたが、胎生9日齢のマウス組織より得られたcDNAからはアメロジェニンの遺伝子発現は確認されなかった。生後8週齢の組織から得られたcDNAに対するPCRの結果では胃と膵臓以外の14種類の組織よりアメロジェニン遺伝子の発現が認められた。得られた結果よりアメロジェニン遺伝子は歯以外の組織にも存在すること、またその発現が初期の発育時期のみならず、ある程度成熟した時期においても行われていることが確認された。従ってアメロジェニンは歯以外の様々な組織の恒常性にも関与している可能性が示唆された。
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