研究課題/領域番号 |
20592236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
木下 潤一朗 昭和大学, 歯学部, 講師 (90360122)
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研究分担者 |
松本 光吉 昭和大学, 歯学部, 教授 (80038885)
山田 嘉重 昭和大学, 歯学部, 講師 (40360127)
那須 裕弥 昭和大学, 歯学部, 普通研究生 (70384279)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 非定型歯痛 / 歯内治療 / 三環系抗うつ薬 / 医原性疼痛 / 慢性疼痛 / 歯痛 / 電気的歯髄診断 / 形態学的観察 |
研究概要 |
慢性疼痛を主症状とする「非定型歯痛」と診断された患者を対象として、(1)残髄、歯根膜感染、根尖周囲歯周組織炎症が無いことの確認、(2)水酸化カルシウムペースト根管貼薬を施し、その後の頻回の根管洗浄を極力避けることによる患歯歯根膜の安静確保、(3)精神科における何種類かの抗うつ剤の服用、を治療方針として主に三環系抗うつ剤の効果を検討した。 その結果患者は3か月後には根管充填を行うまでになり、補綴処置を行って予後の経過が良好である場合が多かった。本研究によって非定型疼痛の成立機序と典型的症状がわかり、精神科の協力による三環系抗うつ剤の服用が患者の慢性疼痛の軽減に劇的に効果を表すことがわかった。
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