研究課題/領域番号 |
20592240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
武市 収 日本大学, 歯学部, 講師 (10277460)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 慢性根尖性歯周炎 / 歯根肉芽種 / 歯根嚢胞 / 血管内皮細胞 / 一酸化窒素 / 糖化最終産物受容体 / midkine / ケモカイン / chemokine / CXCL12 / CXCL13 / CXCL16 / CX3CL1 / real time PCR法 / RAGE / AGE / S100 / 二重免疫染色 / 歯根肉芽腫 / 難治性根尖性歯周炎 / 誘導型一酸化窒素合成酵素 / 血管内皮カドヘリン |
研究概要 |
難治性根尖性歯周炎の病態を解明するため、炎症メディエーターである一酸化窒素(NO)と糖化最終産物受容体(RAGE)および炎症防御に関係するmidkineに着目した。根尖病巣を免疫組織学的、分子生物学的に検索した結果、NOとmidkineは血管内皮細胞で共発現していた。RAGEの発現は内皮細胞で強く、そのリガンドであるAGEと共発現していた。また、midkineを発現した内皮細胞はケモカインも共発現していたことから、内皮細胞が中心となり、発現されるNOとRAGEが炎症を惹起する一方、midkineが炎症の防御を担っている可能性が示唆された。
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