研究課題/領域番号 |
20592364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
中村 公則 札幌医大, 医学部, 講師 (80381276)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 新規腫瘍マーカー |
研究概要 |
口腔癌の標的化を月指した診断・治療法の開発を目的として、新たな口腔癌細胞に特異的な表面分子の同定するために、ファイバー改変型アデノウイルスAdv-FZ33と癌細胞に対する抗体ライブラリーを用いて、癌細胞に特異的な細胞表面分子をスクリーニング・同定と同時に高性能なモノクローナル抗体の樹立を実施した。抗体ライブラリーの作製:口腔癌細胞(ヒトHSC-2、HSC-3、OSC-70などの混合)でBa1b/cマウスを腹腔へ免役し、P3U1ミエローマ細胞と免疫マウスの脾細胞とをPEG法により細胞融合させ、腫瘍に対する抗体を産生するハイブリドーマ・ライブラリーを作製した。細胞融合後、抗体を含有する培養上清を回収し、以下のスクリーニングを行った。スクリーニングとハイブリドーマ・クローンの樹立:Adv-FZ33を用いて、抗体と腫瘍細胞と架橋することで、遺伝子導入効率が高まるような抗体のスクリーニングを行った。方法:96wellに播種した標的細胞(口腔癌細胞株)に抗体(ハイブリドーマの上清)を反応させる、その後レポーター遺伝子LacZを発現するAx3CAZ3-FZ33を感染させる。24時間後に、Chemiluminescent β-Ga1レポーター遺伝子発現アッセイを行い、LacZ遺伝子産物の発現量を評価する。コントロールに比べて100倍程度、遺伝子導入発現効率が高まっているクローンを選別する。アッセイは3回行い、擬陽性のクローンは除いた。単一のハイブリドーマから単一の抗体産生クローンを樹立するため、96wellを用いたハイブリドーマ細胞の限界希釈クローニングを行った。結果、Z33-Advを介した遺伝子導入が高効率なモノクローナル抗体を12種類樹立する事が出来た。今後、得られた抗体の抗原同定を行って行く。
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