研究課題/領域番号 |
20592373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
入舩 正浩 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (10176521)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 全身麻酔作用 / 脊髄後根神経節(DRG)細胞 / サブスタンスP / 正向反射 / 侵害刺激による体動の抑制(不動化) / 鎮痛作用 / 脊髄後根神経節(DRG) / α2-アドレナリン受容体作動薬 / オピオイド受容体作動薬 / 不動化 / GABA / グリシン取り込み阻害薬 |
研究概要 |
麻酔作用におけるサブスタンスP(SP)の役割を検討した。In vivo実験ではマウスを用い、麻酔作用として侵害刺激に対する体動の消失(不動化)を検討した。In vitro実験ではWistarラットの脊髄後根神経節(DRG)培養細胞を用い、培養細胞からのSP遊離を検討した。モルヒネはSP遊離を抑制することが知られているが、鎮痛作用の95%有効量のモルヒネは静脈麻酔薬ペントバルビタールによる不動化を有意に増強した。ペントバルビタールはDRG培養細胞からのカプサイシン刺激SP遊離を濃度依存性に抑制した。以上より、ペントバルビタールの不動化はSP遊離抑制作用と関係することが示唆された。
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