研究課題/領域番号 |
20592381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
土屋 博紀 朝日大学, 歯学部, 教授 (30131113)
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研究分担者 |
溝上 真樹 朝日大学, 歯学部, 准教授 (10231614)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 麻酔薬 / 作用機序 / 生体膜 / 相互作用 / ラフト / 膜脂質 / 膜流動性 / 心毒性 / 薬物立体構造 / 構造特異性 / 薬理学的機序 / 構造-膜活性相関 / 局所麻酔薬 / 生体膜相互作用 / 膜流動性変化 / 脂質組成 / 麻酔作用と心毒性 / 効果減弱と炎症 / 脂質過酸化 |
研究概要 |
麻酔薬の有用・有害作用に関し、受容体やチャネルと特異的に結合するという従来の機序から離れて最新の生体膜理論に立脚した新しい視点から、生体膜との機序的相互作用を再検証した。少なくともラフトモデル膜を用いた解析では、麻酔薬が選択的に作用する場として脂質ラフトが関与する可能性は低かった。しかし、麻酔薬は特異な脂質:コレステロールやアニオン性リン脂質から構成される生体膜と構造依存的に相互作用し、その作用強度は立体異性体間ですら識別し得た。これらの結果は、麻酔薬の機序としての生体膜相互作用を支持する。
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