研究課題/領域番号 |
20592398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡橋 暢夫 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 准教授 (40150180)
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研究分担者 |
大嶋 隆 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (80116003)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 口腔レンサ球菌 / 泡沫細胞 / マクロファージ / 動脈硬化 / 歯周病 / S.sanguinis / S. sanguinis / 口腔細菌 / A. actinomycetemcomitans |
研究概要 |
近年、様々な研究により、動脈硬化に歯周病細菌や口腔レンサ球菌が関与している可能性が指摘されている。本課題では、動脈硬化の主要な原因となる泡沫細胞の形成にこれらの細菌が関与している可能性を研究した。ヒトマクロファージ株THP-1を用い、歯周病細菌および口腔レンサ球菌感染による泡沫細胞形成促進のメカニズムを調べた。いずれの細菌も菌の生死に関わらずマクロファージからの泡沫細胞形成を促進し、口腔レンサ球菌S.sanguinisに関しては、生菌感染の場合、菌数が多いとマクロファージが細胞死を引き起こすことが判明した。この細胞死に関してinflammasomeの関与の有無を調べたところ、caspase-1の活性化は見られず、むしろ活性酸素の関与が考えられた。口腔レンサ球菌がマクロファージの泡沫化を促進するという本研究の成果は新知見であり、これらの菌が感染性心内膜炎のみならず歯周病細菌と同様に心臓血管疾患にも関与している可能性を示唆するものである。
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