研究課題/領域番号 |
20592417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
松澤 光洋 神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (60288082)
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研究分担者 |
木本 茂成 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (90205013)
横山 三菜 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (10386849)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歯根膜細胞 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 細胞分化 / ECM / アメロジェニン / TRAP / 歯学 / RANKL / 機械的伸展力 |
研究概要 |
本研究は、近年シグナル分子としての機能が注目されているアメロジェニンを用いて、骨芽細胞および歯根膜細胞の細胞分化に与える影響を調べた。アメロジェニンは骨芽細胞に対して骨分化マーカーの発現を上昇させたが、歯根膜細胞においては抑制的に制御することが分かった。一方、破骨細胞分化因子の発現に対しては骨芽細胞、歯根膜細胞とも促進的に作用することが明らかとなった。また、アメロジェニンと相互作用する骨芽細胞由来の新規機能性分子として、メタロプロテアーゼ組織阻害因子(TIMP-2)を同定した。以上より、アメロジェニンは骨組織の改造において、分解酵素の活性調節を介して間接的に石灰化を制御する可能性が示唆された。
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