研究分担者 |
米山 武義 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (70130721)
佐藤 裕二 昭和大学, 歯学部, 教授 (70187251)
北川 昇 昭和大学, 歯学部, 准教授 (80177831)
下平 修 昭和大学, 歯学部, 講師 (30235684)
山口 麻子 昭和大学, 歯学部, 助教 (20407555)
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研究概要 |
本研究では合計236名を対象とし,全身状態,栄養状態,口腔内状態,口腔機能,摂食状態について全28項目の関連性を検討した.その結果,236名中35名に誤嚥性肺炎・気道感染症の発症が認められた.多重ロジスティック回帰分析の結果,施設の要介護高齢者において「低ADL(BI 20点以下)」,「Alb 3.0g/dl以下」,「舌運動範囲不十分」,「食形態の軟食傾向」の4項目で誤嚥性肺炎・気道感染症発症の関連要因である可能性が示唆された.また,認知症とADLの重篤度は各項目に対してそれぞれ異なった影響があることが明らかになった.
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