研究課題/領域番号 |
20592521
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
石塚 淳子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 準教授 (50329520)
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研究分担者 |
佐藤 道子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (60410510)
山崎 準二 東洋大学, 文学部, 教授 (50144051)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 看護教育 / 看護教師 / ライフコース / ライフヒストリー / 力量形成 / 転機 / ターニングポイント / ライフコースアプローチ / コーホート分析 / ライフヒストリー分析 |
研究概要 |
本研究はライフコースアプローチに基づき、看護教師の力量の影響要因の実態を明らかにすることを目的としている。研究方法は質問紙調査(回答者数171名)とインタビュー調査(対象者14名)である。その結果の特徴は、(1)質問紙調査の結果からは、多くの看護教師が経験年数を問わず、ゆきづまり感と辞めたい思いを抱きながら教育実践していることが分かった。その理由は「教師間の人間関係」を挙げている者が多い。また「年齢の近い教師からの励ましやアドバイス」「経験豊富な教師の励ましやアドバイス」に支えられている。(2)インタビューの結果からは、看護教師は、実習を含めた授業の場、学校という職場や教師集団だけでなく家庭や地域社会という場においても相互に影響をうけていることがわかった。また、看護教師の転機は教育現場だけでなく、様々な出来事が関連し合っている。そして教師を辞めたい気持ちと教師としての力を高めたいという思いとの葛藤の中に生きる看護教師たちの実態が明らかになった。看護教員の力量形成を促進するためには、看護教師の共同体の形成による学びの仲間づくりというサポートシステムの構築が必要であると考える。
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