研究課題/領域番号 |
20592630
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
松原 三智子 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (20304115)
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研究分担者 |
和泉 比佐子 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (60295368)
岡本 玲子 岡山大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (60269850)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 子育て支援 / コーチング / プログラム開発 / マルトリートメント予防 / 評価 |
研究概要 |
本研究は、虐待問題に関わっている専門職に個別インタビューを行う中から、マルトリートメント:不適切な関わり(MT)のアセスメント項目を抽出することと、MTの母親にコーチングを応用した子育て支援プログラムを実施し評価を行うことを目的とした。結果、専門職が捉えていたMTの項目は、母子関係、母親の特性、親のセルフケア能力、家族の課題から構成されていた。中でも特徴的な項目は、母子関係の中で【発達に合わない関わり】【希薄な関わり】【過剰な期待】【子どもと母親の同一化】などであった。また、母親の特性の幾つかは、大人の発達障害の診断基準に類似する項目が含まれており、MTの背景要因の一つとして検討していく必要性が示唆された。また、MTのハイリスク群に対して、コーチングを応用した子育て支援プログラムの試案を作成して実施・評価した。その結果、本プログラムは母親が自身の子育てを内省する機会となっており、子どもとの関り方やコミュニケーションに変化が見られた。
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