研究課題/領域番号 |
20592660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
宇佐美 しおり 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (50295755)
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連携研究者 |
中山 洋子 福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (60180444)
岡谷 慶子 近大姫路大学, 看護学部, 教授 (30461180)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 精神障害者 / M-ICM / M-CBCM / IPS / 再入院 / 統合失調症 / 集中包括型ケース・マネジメント / 援助つき雇用プログラム / 地域生活支援 / 集中型包括型ケアマネジメント / 地域生活 / 精神看護 |
研究概要 |
本研究は、退院後早期に再入院を繰り返す精神障害者へのM-ICM(現在はICMはCommunity Based Care Management,CBCMと呼ばれ、ICMと同じ意味で用いられているため今後、M-ICMあるいはM-CBCMと呼ぶ)およびIPSのケア・モデルを開発し、その評価を行うことを目的とした。文献検討および海外のケース・マネジメントのスタンダードをもとに日本の精神医療の特徴を反映させて日本文化に応じたM-ICM&IPSのケア・プロトコールを作成し、医療専門職を対象に妥当性の検討を行った。その後、M-ICM(CBCM)およびIPSを35名の介入群とM-ICMの群のみの対照群35名に実施し、その評価を行った。M-ICM(CBCM)およびIPSを実施した介入群(A群)の病状、日常生活機能、社会的機能、QOL,就労率は、M-ICM(CBCM)だけの対照群(B群)より有意に改善がみられていた。しかしA群についても、就労については、福祉的就労のみであり、福祉的就労から一般就労へとどのように移行を促進していくかが、課題として残された。
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