研究課題/領域番号 |
20601002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療における生命倫理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
甲斐 一郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30126023)
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研究分担者 |
小泉 健雄 杏林大学, 医学部, 助教 (50419719)
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連携研究者 |
会田 薫子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特任研究員 (40507810)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 延命治療 / 救急医療 / 脳死 / 人工呼吸器 / 末期医療 / 医療倫理 / 高齢者医療 / 死生学 |
研究概要 |
日本救急医学会会員の全国の勤務医2,802名に対して、2008年から2009年にかけて、無記名自記式質問紙調査を実施し、928名から回答を得た(有効回答率:33%)。その結果、脳死患者における延命治療の中止について、ほとんどの救急医は人工呼吸器の即時中止は実施していないが、薬物投与に関しては、投与量の漸減によって「軟着陸」を実現している様子が明らかになった。また、日本独特といわれる脳死の二重基準については、現状では必要であり、家族ケアのために有用との見解を示す医師も少なくなかった。
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